UXD KURASHI LAB.トライアル結果レポート

UXD KURASHI LAB.トライアル結果レポート(2020年7月~9月実施)

前回、2020 年4 月28 日から5 月27 日の間に行った調査では、コロナ禍で外出が制限される中、住まいや暮らし方への志向の変化も加わり、35%の人が住み替え意向が高まったと答えていました。
一方で、外出の自粛やモデルルームの休館など、住み替え活動が進められなかった人が64%にのぼっており、ニーズはあるもののそれに対応できていない現状が浮き彫りとなった形です。
そこで、本調査では、住まいや暮らしをよりよくしたいと考える20代~40代を対象に、オンラインコミュニティを運営し、現状の課題をより具体的に把握するとともに、それぞれの課題に寄り添った情報の提供や体験機会を創出することによる、消費者の意識・行動が変化するきっかけを検証しました。
調査の結果、コミュニティの参加によって、「住宅や暮らしへの知識が深まった」と考える人が85%、「住宅や暮らしを変えたい」と考える人も81%と高い結果が得られました。
そのきっかけとしては、「他の人のコメント」が71%と最も高いものの、コミュニティ内で実施したイベントの参加者に絞ると、「イベントへの参加」が75%となっており、コミュニティを通じて、他の人の考えや取り組みを知ることができることに加え、専門家の意見を聞けることで、行動に移すきっかけを得ることができることが判明しました。

暮らし方に正解はないからこそ、同じ課題意識を持った人たちとの交流を通じて、多様な価値観に触れながらも、専門的な知見が介在することにより、考えを深め、行動を変えるきっかけができるのかもしれません。

【チャプター例】

-投稿内容から見えた課題意識
-コミュニティへの満足度
-コミュニティの特徴として評価するポイント
-コミュニティの価値

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