壁紙DIY#2:座談会で直撃!壁紙や収納にまつわる疑問をインテリアスタイリストに聞きました

大好評だったイベント『自分でできるプチ改造!~壁紙編~』で講師を務めて頂いた、インテリアスタイリストの村上直子さん。イベント終了後に、「もっと質問したかった!」というラボメンバーの声が多数届きました。そこで今回は、ラボメンバーが抱える「おうちのインテリアや収納の悩み」をテーマに、座談会形式で村上さんと直接お話しできるイベントを開催しました。
壁や収納、ディスプレイについて質問が止まらない!
収納アドバイザーであり、インテリアスタイリストや映像の装飾美術担当などとして、第一線で活躍されている村上直子さん。個人宅からドラマ・PV動画撮影まで、幅広くインテリアにまつわるスタイリングを手掛けています。村上さんとラボメンバーをオンラインで繋いで、壁紙や収納にまつわる疑問やお悩みを、リラックスした雰囲気のなかでどんどん解決していきました。
――先生、こんにちは! 今日は座談会ということでどうぞ宜しくお願い致します。ラボメンバーのまいちるさん、Kurumiさんも参加してくださっています。
村上、まいちる、Kurumi:今日もどうぞ宜しくお願い致します。
――今日の座談会は、事前にラボメンバーの皆さんに取らせて頂いたアンケートの中から、次のテーマに沿ってお話しを伺おうと思います。
●壁に棚を付けたい!
– 壁に棚を取り付ける際のポイントや、壁との色合わせについて
●子供用品の収納のコツとは?
– ランドセル置き場・タブレットの収納など
●賃貸でも楽しみたい!デコレーション・ディスプレイの方法
– 傷つけないもの・汚さないもの・簡単に剥がせるもののオススメ
●子供部屋向けのオススメなディスプレイ
– 子供と一緒に取り組めるもの。季節感を楽しみたい!
――先生、これまでにも今回のように個別のご質問にお答え頂くイベントなどに、ご出演されたことはありますか?
村上:通常は今回のようにオンラインで複数の皆さんとお話しするというよりも、個人でご自宅に伺ってコンサルティングをすることが多かったです。そういう意味でも、本日はとっても楽しみにしていました。
――ありがとうございます。それでは早速、個別の質問を見ていきましょう。「壁に棚をつけたい」という、ラボメンバーのまいちるさんのご相談内容です。
相談#1 壁に棚を付けたいときに気をつけるポイントは?

まいちる:新築で建てた我が家なのですが、当初はそこまで家のインテリアについて興味がなく、実際に住んでみて色々と不便なことが見えてきました。キッチンに小窓があって、その上にカップボードを作ろうとしていたのですが、発注ミスなども重なり、このままの状態になっています。そこでディスプレイや収納できるスペースをここに設けたいなと思っています。この壁に棚を付けたいと思っているのですが、どういう棚がいいのか、窓との関係性はどうすべきか、サイズはそもそもどれくらいがいいのか、棚を吊り下げるタイプか、下から固定するタイプがいいのかなど、わからないことだらけだったので、先生にご相談したいと思いました。
村上:とてもキレイにされていますね。どういうものを置くかによって、付ける棚も変わってくるかなと思います。飾り棚的にするのであれば、例えばマグカップなどを置いて、見せる収納にするのも良いかもしれませんね。
見せるアイテムと、収納して隠したいアイテムを、選抜してから、何を置くかを考えるのがいいと思います。結局、棚を付けたはいいけれど、そこに何を置くかが定まっていないと、棚の奥行き感とか質感とかも決めづらいと思うのです。そして、おそらく壁は石膏ボードになると思うのですが、それに耐えうる重さにするのかどうかなども決めたいですよね。持ち家でも、あまり穴を開けたくないという方もいらっしゃると思います。
まいちるさんの場合、既に下にある棚を変えずに電子レンジを置いたままにするなら、壁には白のアイアン(鉄製)っぽい棚受けを取り付けて、その上に木の棚板を置けば、きっとインテリア的にもバランスが良く見えていいのではないかなという印象です。

村上:もう一つのご質問にお答えすると、窓の上に棚を設置するかどうかですが、位置が問題になりますよね。目線よりちょっと上に棚を置くのはいいのですが、あまりに上の位置になってしまうと、ものを飾ったとしてもあまり見えないのですよね。置くものとしても、観葉植物などのグリーンを垂らすくらいになってしまう。飾っているものの底の部分が見えてしまうとあまり可愛く見えないから、それも避けたいですよね。私がいつも心がけているのは、飾りたいものが一番キレイに見える位置に棚をつけるということ、です。よく皆さんが失敗される例として、棚の高さに合わせすぎてしまって、飾っているものが上の方に行き過ぎて、結局そのものがよく見えないということですね。
まいちる:確かに、収納量を欲張って棚板を増やそうかなと思ったのですが、この位置だとものが取りづらいし、ダイニングやキッチンに立った時も、目線が棚の下しか見えなくなるなと思いました。
村上:そうですよね、棚の底しか見えなくなってしまう。それであれば棚の位置を低めにしてマグカップとか雑貨とかを置いて、それらが可愛く見える位置に棚を設置したほうがいいかなと思います。
まいちる:なるほど、すごく参考になりました。
村上:うちがやっている例をスライドでお見せしますね。

村上:今住んでいる家と同じで、壁紙や家具類も以前の状態のものになります。ダイニングの壁の左側に、昔は飾り棚を取り付けていました。アイアンの棚受けを付けていますね。ここは飾ることを目的として付けていたので、奥行きも7〜8cmの浅いもので対応していました。玄関から入ってきて、雑貨や小物類が素敵に見える位置に取り付けています。棚を取り付ける場合は、上段の棚の位置をまず決めると良いと思いますよ。次にキッチンをお見せします。

村上:写真の左側がキッチンになります。ブルー・グレーの棚を取り付けていました。ここにはお友だちからもらったカップや、よく使うマグカップなどの小物を飾っていました。先程のまいちるさんのキッチンでも、このようなブルー・グレーの棚を可愛く取り付けても良いかもしれませんね。うちも同じように、下に台があり、上に空間が空いていたので、棚で壁を埋めた事例になります。
右の写真は洗面所です。右側に取り付けている棚は、重さが多少あっても強度があるものになります。設置するのにやや難易度が高くなりますが、壁に直接レールを付けるタイプで、高さを変えることができます。収納目的で取り付けている、いわゆる収納棚になりますね。好きな棚板を選んで、好きな高さに棚を取り付けています。難点は、壁に穴が開いてしまうことですね。
次のスライドで、棚をつけるときに便利な道具をご紹介します。

村上:写真左側は石膏ボード用フックです。皆さんが一般的に使われるものになりますね。5〜7キロまで耐えられるタイプです。話が戻りますが、先程お見せしたキッチンのブルー・グレーの棚は、額縁フックのようなもので両角2箇所を隅っこだけに取り付けていて吊り下げています。
先程お見せした洗面所にある収納棚の場合は、写真右側のアンカータイプのものを壁に穴を開けてから取り付けます。こちらの道具を見てください。

村上:壁の下地を探せる道具があるんです。これがすごくて、壁にそわせて使うのですが、壁の中の木材や柱の位置などを探すことができます。下地があることがこれで確認できたら、そこにネジなどを打てるわけです。重量のある収納棚の場合は、この下地チェッカーで下地を確認してから、アンカーを取り付けて、そこに棚のレールを付けています。
まいちる:わかりました。何を棚に置くかは、全く考えていなかったので、ちょっと考えてみようと思います。
村上:そうですね。棚の奥行きは8〜10cm程度であれば圧迫感がなく、小物を可愛く飾れるので、目安にしてみてください。
――ありがとうございます。では次のご相談内容に進みたいと思います。
相談#2 子供用品の収納のコツを教えて下さい

まいちる:子供が小学校にあがってから、ランドセルや、宿題で使うタブレットの置き場など、収納の考え方が変わってきました。そこで、何か参考になるアドバイスを頂けたらと思っています。
村上:私も子供が小さい頃は、ワゴンなどを使っていまして、移動もできて便利だなと思います。また、昨今のタブレット問題はよく耳にするのですが、例えばずっと充電を繋げておかないといけないなどありますよね。
整理収納の観点からすると、やはり皆さんに一番多いのが、何をそこに置きたいのか、どこで何をしたいのか、が決まっていないということです。充電にしても、コードがいっぱいあるのが嫌だから、とにかく目隠ししたいという思いが強くなってしまって、充電コードケースを買われる方も多いと思います。
ただ私の場合は、もっとざっくりしているんです。

村上:テレビの下にタップがありまして、子供のゲーム用のコードとか充電コードとかを、テレビの下のカゴの中にざっくり入れているだけなんです。ここで充電したら、このカゴに戻す、というシンプルな導線にしているんですね。
子供ってなかなか、元の場所にものを戻すことが苦手だと思うんです。そこで、子供が楽に元に戻せる工夫をしています。この充電器コードのカゴも、充電をしたら、その場にコードを戻しやすいように、タップのそばに置いています。そしてカゴも浅いものにしています。これが深いカゴだと、他にも色んなものを入れてしまいがちになるからです。もし目隠ししたいとなれば、例えばリビングで使っているブランケットをさっと被せれば隠せますし、もともとリビングに置いてあるブランケットなのでちょうどいいですよね。
タブレットなども、充電する場所に浅めのカゴを置いて、使うときはそこから取り出し、使い終わったらカゴにざっくり置いて、という導線にしても良いかなと思いますよ。
まいちる:ありがとうございます。
村上:この他にも、色々とアイデアがあるのでスライドでご紹介していきますね。

村上:絵本やランドセルは、木箱に入れて収納していました。小学校1〜2年生のときはこうやっていましたね。隣にあるトランクケースの中には、フィギュアとかおもちゃを入れていました。ちょっぴり見た目がよくて、持ち運びができるものなら、リビングに置いてあってもオシャレに見えるのでいいですね。子供の頃からそれぞれに1つずつ、このようなものを持たせていて、自分たちが入れたいものを入れさせていて、自分たちの部屋に持って戻すようにしていました。
右の写真は、子供用のトレーですね。子供が小さいと、リビングなどで勉強をすることが多いと思うのですが、ものが散らばらないようにこのようなトレーを用意することで、道具もまとまりますし、テーブルも汚れないです。ダイニングテーブルにこれが置いてあっても、食事の時にトレーごと移動させれば、食事もすぐにできると思います。これはIKEAのトレーですが、このようなものを使って子供の文具類を収納するのも良いと思います。

村上:次は、ワーク収納の写真を見てください。100円ショップにもよくあるトレー型のケースですね。これの良い点って、トレーごと抜いてリビングに持っていけることです。ダイニングテーブルの上で宿題とかやって、終わったら引き出しにそのまま戻せるので、そのように収納させていましたね。
次の、容器を変える、という写真ですが、トランクケースとかカゴとか、色んなものを収納してそのまま持ち出せる、動かせるというのが、我が家の収納のポイントになっています。リビングにおもちゃを持ち出して、遊び終えたら、トランクケースやカゴにしまって、自分たちの子供部屋に持ち帰る、という動きをさせていましたね。
上のガラス瓶ですが、この中にスーパーボールを入れたりして、宝物っぽい雰囲気で収納していました。子供って視覚でものの場所を覚えるのですよね。我が家では、収納に使うケースを色々揃えていて、あえて変えているんです。青いトランクには何が入っていたか、茶色いカゴにはこれが入ってあった、といった具合に、どの容器に何が入っていたかを視覚的にわかるようにしています。
プリントのポスト的、と書いてある写真についてご説明しますね。これは私の仕事スペースの横に、ワイヤーのカゴを吊り下げて、ポストのようなイメージで取り付けました。子供が学校から帰ってきて、もらってきたお知らせやお手紙をこの中に入れるようにさせていました。そうすると子供たちも提出しそびれたり、親も見忘れることもないですし、便利だと思います。
――番外編として、こちらのお写真もお見せします。

村上:左の写真を見てください。壁にバッグや帽子を吊り下げています。学校から帰ってきたら、このクローゼットの棚にランドセルを置いて、壁に掛けてある帽子とバッグを持って外に遊びに行く、という導線になっていました。子供の洋服も左側のラックにかけてありますね。お稽古に使うバッグなどもこの収納スペースに置いてあります。すべての行動がこのクローゼットで完結できるようにしていました。ちょうど、長男が中1、次男が小学5年生頃だったと思います。
収納の方法は子供の成長とともに変化していくのですよね。もっと小さいときは、ワゴンなどを置いて、そこにものを入れていくのが精一杯でしたが、成長するにつれてクローゼットでも、ものを片付けることができるようになっていきました。
――なるほど。そして先生、こちらはリビングのお写真になりますね。

村上:そうです。以前のリビングの状態でして、ソファーの下に図鑑などを入れて、死角を利用してちょっとした収納をしていました。書籍って本棚に入れて、背表紙をたてて見せるものだというイメージがあると思うのですが、私の場合、書籍を箱に入れて、上から見た時に背表紙が見えるようにして収納していました。TVを見ながら何かを調べたくなったときは、ソファーの下から図鑑を取り出してすぐに調べられて便利ですしね。リビングに書籍の背表紙が見える状態で収納してしまうと、決して悪いわけではないのですが、どうしてもインテリアとぶつかってしまうことがあると思うのです。その改善策としても、この方法は良いかなと思っています。
――そしてお子さんがもっと小さかったときの収納アイデアもあるのですよね。

村上:この写真は幼稚園とか小学校低学年の頃だと思います。まだぬいぐるみを持って、リビングに降りてきて遊んでいた頃だと思います。
まいちる:実際に試してみたいことばかりで、たくさんメモを取らせて頂きました。ありがとうございます。
Kurumi:全部参考になりました。特に容器を分けるという部分についてですが、ちょうど今、レゴをどのように収納しようか迷っていたところだったのでヒントを頂きました。
村上:レゴは迷いますよね。例えば、大きい缶とかに入れると良いと思いますよ。IKEAなどで売られている、ゴミ箱っぽいペール缶とか、取っ手のついてあるバケツ缶にざっくり入れておくと良いと思います。
――ありがとうございます。では次のご質問を見ていきましょう。こちらはKurumiさんからのご質問ですね。
相談#3 賃貸でもOKなインテリアのデコレーションのアイデアを教えて下さい

Kurumi:はい、私は過去15年くらいずっと賃貸暮らしで、最近引っ越したのですが、ここも賃貸物件です。でも子供と一緒にいろいろなインテリアのデコレーションも楽しみたいという思いもあって、壁を汚したり傷つけないでできるアイデアはないかなと思っていました。
村上:まずお見せしたいのが、こういう壁紙です。

村上:額縁のような壁紙です。貼ってはがせるタイプの、付箋紙のような壁紙用ののり「Mataharukun」があるので、そちらを使って壁の一部分に貼ったりしてみて、その上からマスキングテープとかで思い出の絵などをここに貼って飾るということもいいかなと思っています。
Kurumi:すごくいいアイデアですね。
村上:例えば賞状とか、子供のメダルとかを貼り付けたりしてデコレーションとしても可愛くなるかなと思います。
Kurumi:娘は絵を沢山描くのですが、それを1つずつ額にいれて飾ると結局ガビョウを使って壁に飾ることになるので、それをやめたいなと思っていたところでした。これならいいなと思います。
村上:そうですよね、そして額縁に入れると絵を入れ替えるのも面倒だったりすると思います。このような壁紙を使えば絵を飾るのも簡単ですし、モノトーンの額縁だからカラフルな絵が映えると思います。この他にも色々あって、例えばクリスマスに向けてツリーのステッカーとか、ハートのステッカーなどもあるので、壁紙と一緒に貼ってみるのも楽しいと思います。壁に貼るだけで可愛くできるから私もよく使います。
あとはマスキングテープもよく使いますね。

――そんなに太いマスキングテープもあるんですね!初めて見ました。
村上:白い壁に、これくらいの10cm幅のマスキングテープを貼るだけで、ボーダー柄みたいになるんですよね。子供部屋に貼ったりするとカッコいいですし、あとは収納棚にこのマスキングテープを貼って、「この場所に車のおもちゃを置いてね」という意図で駐車場の「P」という文字を書いてあげてたりもしました。車のおもちゃを置くための駐車場に見立ててあげたりして。
マスキングテープは色々と遊べるので、例えば白いペンでこの黒いマスキングテープにお絵かきさせて、描き終わったらそのまま切って壁に貼ってみたりもできます。
――先生、先程の額縁壁紙の他にも、「吊るして飾る」というお写真もスライドでご紹介したいのですが、こちらについても教えて頂けますか?

村上:これは子供部屋によく付けていたのですが、お友だちからもらったお手紙とか写真を飾る時に使っていました。飾りたいものが増えてきてしまうので、例えば2週間で飾るものを差し替えるというルールを作って、ホコリがたまらないように工夫もしていましたね。
Kurumi:全部とっても参考になりました。以前は養生テープを使って娘と壁に貼り付けていたのですが、2日くらいすると剥がれてきてしまうのですよね。かといって他のものだと粘着力が強すぎる場合もあったので、マスキングテープなどを使って工夫してみたいなと思います。
村上:実際に今、壁にやってみましょうか。マスキングテープって、本当に便利なんですよ。

村上:ちぎって貼ってみて、この四角の内側には好きなものを貼ってもいいよ、と子供に自由にデコレーションさせるのもいいと思います。マスキングテープは、お家のインテリアに合うものを選んでみてくださいね。
まいちる:先程の吊るすタイプのものですが、市販品として売られているのでしょうか。それとも先生が自作されたのですか?
村上:先程お見せしたのは市販品として売られているものです。あとは、このようなチェーンも使ったりしますね。

村上:ここにカーテンフックなどを付けてしまえば、吊り下げタイプのものも作れてしまうので、アイデア次第で色々と吊り下げることができます。うちだとグリーンなどをこういうチェーンで吊り下げていますね。
――マスキングテープについては、ラボメンバーからも続々コメントが届いていまして、「早速ポストカードなどと一緒に壁に貼ってみようと思います」というメッセージを頂いています。それでは次のご相談を見てみましょう。
相談#4 子供部屋向けのオススメなディスプレイ方法を教えて下さい

Kurumi:うちの娘は壁に絵を描きたがるのですね。そこで汚れないような壁の使い方でしたり、子供と一緒に楽しめるようなディスプレイの方法などがあれば教えていただきたいなと思っています。
村上:思い出のものって、どのように片付けたり、飾られていますか?
Kurumi:娘の絵を飾ることが多いのですが、娘は気に入ったものはそのまま一定期間飾りたがるのですが、私はその都度アップデートして飾りたいなと思ってしまっています。そうするとどんどん溜まっていってしまうのですよね。
村上:オススメしたいのが、写真集っぽいものを作ってしまうことなんです。

村上:このように思い出のものを収めた、フォトブックを作ってしまう。子供の作品などもこの中に収めています。ずっと飾っておきたいけど、なかなか難しいことが多いと思います。捨てられなかったりしますしね。その場合は、このように子供専用のフォトブックを作ると、本人も喜びますし、思い出としても残しやすいのでいいかなと思っています。
Kurumi:すごくいいアイデアですね。ご自身で作られるのですか?
村上:はい、そうです。いろんな会社さんがこういうサービスをされていて、自分で編集できます。ページ数も選べるので、便利ですよ。
Kurumi:とっても参考になりました。うちの娘は何でも保存したがる性格で、例えばレゴで作ったものも必ず写真を撮って欲しいと言うのです。このようなサービスがあれば、利用してみたいなと思いました。
――先生、そろそろお時間が来てしまいました。今日もたっぷりお話しを聞かせて頂きありがとうございました。
村上:こちらこそありがとうございました。たくさんご質問を頂きあっという間でしたね。また皆さんとお話しできる機会を楽しみにしています。
_________________________________
村上直子
整理収納アドバイザー、インテリアスタイリスト、装飾美術などを手掛ける。
銀行勤務を経て、念願のインテリアショップへ転職。結婚後は整理収納アドバイザーの資格を取得。個人宅の整理収納代行サービスなどを行っている。
インテリアや収納のアイデアを各メディアで紹介するほか、セミナーやイベントも開催。著書に「子どもとすっきり暮らすシンプル収納ルール」(PHP研究所)がある
https://www.instagram.com/kikiuchireset/
手元や高い所などを視聴者にわかりやすく実況中継するために、株式会社デベロップジャパンのオンライン接客サービス「Air-DAM(エアーダム) https://www.djuxd.com/solution/air-dam.html」を使用しました。