親子でチャレンジ!ハロウィンスワッグを作ろう

グリーンを暮らしに取り入れよう

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大好評だったイベント『空間を素敵に彩るアイデア』で講師をしていただいた、ディスプレイデザイナーのみつまともこさん。今回は、親子でハロウィンスワッグを作るワークショップを、ご自宅で開催していただきました。

大人っぽい雰囲気のハロウィンスワッグ作り

ディスプレイデザイナーとして第一線でご活躍され、著書も複数手がけられているみつまともこさん。今回もまたみつまさんのご自宅にお邪魔して、ハロウィンスワッグ作りのワークショップを開催していただきました。パネリストの皆さんに、事前にみつまさんがセレクトされた花材などをお送りして、一緒にスワッグ作りをしていきました。

――みつま先生、こんにちは!

みつま:こんにちは。今日もどうぞ宜しくお願い致します。皆さんと一緒に楽しくハロウィンスワッグを作っていきたいと思います。

――ありがとうございます。パネリストの皆さんも画面上でご準備頂いているのが見えていますね。今日もどうぞ宜しくお願い致します。

早速ですが、本日作る予定のハロウィンスワッグの完成品をスライドでお見せしましょう。

――ところで先生、スワッグってどういう意味なのでしょうか。

みつま:スワッグは近年とても流行っていると思いますが、スワッグとはドイツ語で「飾り」を意味するようです。主にお花とか草木を束ねて、逆さに吊るして、壁に飾るものになります。

――なるほど、そうなのですね。それではみつま先生、本日使う材料についてご説明をお願いします。

みつま:まず基本になるのは、このパンパスグラスという白いふさふさした植物になります。

みつま:つるうめもどきは、オレンジの実がついていて、最近はハロウィンでもよく使われます。唐辛子は2本、そしてユーカリもご用意しました。ドライフラワーはいずれも好みのものをお使いいただいて大丈夫です。

みつま:今回と同じ花材を使わない場合でも、ハロウィンらしさを出したい場合でしたら、このパンパスグラスのようなススキをご用意いただけるとよいと思います。パンパスグラスは海外の植物なのですが、小ぶりのものであれば数本束ねて使うと良いですね。ホウキのイメージが出せるので、ハロウィンらしさが演出できます。

さらにはオレンジっぽいものや赤い色をアクセントとして使うとハロウィンらしさが出るので、ご自身でお好きなものを選んでみてください。ユーカリもいろんな種類があるので選んでみてください。

――道具として今回お送りしているのは、画用紙とリボンですね。

みつま:黒い画用紙1枚と、黒いリボンをお送りしました。ご自宅で作られる場合はほかのもので代用されてもいいと思うのですが、ここでのポイントは「黒」です。黒を使うと、オレンジと重なって、ハロウィンらしさが出るのですね。

――まずは先生にお手本の作り方を途中まで見させていただきましょう。

みつま:土台となるパンパスグラスとつるうめもどきをバランス良く組み合わせて、輪ゴムで止めます。コツは、自然の枝ぶりを生かすということです。また今回お送りしたパンパスグラスがかなり大ぶりだったので、最後にカットしようと思います。

みつま:位置が決まったら、輪ゴムでぐるぐる巻いて、最後に輪ゴムを枝に引っ掛けてください。材料がポロポロ落ちますので、紙を敷いてその上で作業されるといいですね。

みつま:次に、残りの花材を束ねていきます。ユーカリ、唐辛子と、ドライフラワーですね。土台のパンパスグラスに合わせたときに、つるうめもどきが前面に来るようにして、まずはバランスを見てみましょう。

みつま:ユーカリを合わせてみるのですが、こうみて見ると…ユーカリが長いな、と感じました。そこで私はユーカリの上の枝を、根本から切ろうと思います。

みつま:次にユーカリに合わせて、ドライフラワーや唐辛子を組み合わせていきます。唐辛子が最終的にはポイントになるので、前面に出るように配置します。こちらの束も、輪ゴムでぐるぐる巻いて束ねてください。これで束が2つできました。

みつま:最終的にこの2つの束を合わせてみて、ここはいらないな、切ったほうがいいなという箇所を調整していきます。

では、実際にこの2つの束を組み合わせましょう。ポジションが決まったら、輪ゴムで、同じところを止めていきます。

今、ユーカリは生の状態なのですが、ドライになっていくと少しボリュームがダウンします。今はちょっと開き気味だな、くらいで作っておくと良いと思います。

みつま:壁に飾るものなので、見せたいところを前面に出すように気をつけてみると良いと思います。

束ねた上の部分、根本の部分が暴れているので、なるべく長さが揃うように切り落とします。

さらに、スワッグの裾の部分は私は最終的に切り落とそうと思うのですが、そのまま長く残しても良いです。

――ありがとうございます。ではここまでの流れを皆さんと一緒に作っていきましょう。

みつま:スワッグは、扇型を下に向けたようなバランスになりますよね。それを意識してスタイリングすると良いかなと思います。そして一番大切なのは、自然の枝をそのまま生かす、というのがポイントです。

――「輪ゴムは太めのものを使ったほうがいいですか?」

みつま:普通の輪ゴムでも大丈夫だと思います。今日は見やすいように、こちらの輪ゴムをご用意しました。

――皆さん、お子さんと一緒に楽しそうに作っていらっしゃいます。

みつま:ユーカリの枝がもし大きすぎる場合は、ボリュームダウンして、切り落としてしまってもよいと思います。

皆さん、輪ゴムの使い方も上手に出来ていると思いますよ。

――「花材の旬があれば教えて下さい。パンパスグラスやユーカリは、1年中手に入るのでしょうか」

みつま:パンパスグラスはそろそろ終わりかもしれません。ユーカリは比較的1年中手に入りやすいと思います。

パンパスグラスはお月見用にとか、秋らしい花材として最近良く売られている気がします。

――ラボメンバー「作っているととっても楽しいです」

みつま:皆さんとても上手に作られていて、バランスもとってもいいですね。

――ラボメンバー「ハナオクラをもう少し主張させたほうが良いでしょうか」

みつま:すべてを主張させるのは難しいと思いますし、唐辛子もアクセントになっていますので、こちらのままで良いと思いますよ。

――先生それでは皆さんも出来てきたようなので、次の工程にいきましょうか。

みつま:はい、では次に黒い紙を持ってください。対角線上に、手で切ります。ざっくりで大丈夫です。

みつま:輪ゴムを用意してください。なぜ画用紙を対角線に切ったかと言いますと、スワッグの根元部分、つまり輪ゴムの部分を隠すときに、黒い画用紙で隠してしまいたいのですが、そこが斜めのラインにしたかったからです。カットした1枚の紙を根元に巻き、ぎゅっと握って、その紙を輪ゴムで留めます。

みつま:最後に黒いリボン(2mくらい)を半分にとって、真中部分から輪ゴム部分をくくって、3回位ぐるぐると巻いていきます。最後は固結びします。固結びは正面ではなく、壁側になるように、つまりスワッグの後ろ側に来るように結んでください。なぜかと言うと、このリボンで壁からスワッグを吊るしたいからです。

みつま:輪っかをリボンで作ったら、そこで壁に吊り下げるようにします。リボンはそのまま自然にたらしましょう。大人っぽい印象になります。

みつま:最後に、パンパスグラスの長さを切って調整します。壁に実際にかけて、バランスを見てから切っても良いかもしれませんね。切るときはぜひ、紙の上でやってみてください。私の場合はパンパスグラスをまっすぐ横に切っていきます。

みつま:これで、完成です。

――しずく型のようになって、素敵ですね。ここで作り方のスライドをお見せしておきますね。

――ではラボメンバーの皆さんも、この順番で進めてみてください。先生、他の季節でもスワッグを作ることってありますか?

みつま:ありますね、例えばお正月などにもイナホを使って作ったりします。

――先生、お一人のラボメンバーのかたがそろそろ完成に近づいています。

みつま: バランスがとてもいいですね。リボンもそのままたらしてもいいですが、端を斜めに切り落としても素敵ですね。

――「お家時間で一番キッチンに居る時間が長いので、キッチンの窓際に飾りました」

みつま:とっても素敵ですね。ユーカリの存在感があります。

――「ありがとうございます。とっても楽しいです」

みつま:皆さんバランスを取るのがお上手ですね。

――「画用紙やリボンをオレンジにしてもよいですか」

みつま:オレンジとか黒とか、また紫など、お家に合う色でハロウィンスワッグを作られていいと思います。

――先生、皆さんとっても素敵に完成されました。お疲れ様でした。皆さんで記念撮影をしましょう。

それでは、この後に先生のご自宅のディスプレイや実際にスワッグを飾られている場面を教えていただきたいと思います。飾り方のポイントについて、教えて頂いても良いですか?

みつま:まず最初に、ディスプレイをするときは、部屋の中で目に付く場所に飾ることが原則としてあります。お部屋に入ったら、その対角線上に一番目が行くので、そこに飾りをすると良いということですね。うちの場合はこの棚になります。

みつま:スワッグは、部屋に入ってすぐの右側の壁に飾っています。

みつま:ピクチャーレールがあるので、そこからつっています。もしピクチャーレールがない場合は、このようなフックをご利用されるのも良いかもしれません。壁を傷つけないフックがたくさん売られているので、試してみてください。

みつま:あとはディスプレイのコツですが、色を揃えてテーマを伝えるようにするといいですね。

みつま:今はハロウィンの雰囲気にしたいのでかぼちゃを置いていますが、ハロウィン専用の小物を揃える必要もなくて、例えば表紙が黒い本を置いてみたり、キャンドルも紫っぽいものを置いてみるとかでも良いでしょう。植物も、つるうめもどきのような、オレンジや赤の実がついたものをさっと置いてみるだけでも、ハロウィンっぽい雰囲気が出ますね。

――先生、そしてこの高低差にメリハリを付けるというのは、どういうことになりますか。

みつま:メリハリをつけて飾るというのが大切なのですが、例えば我が家のアイランドキッチンには、大ぶりのお花を飾るのですが、その近くにオレンジっぽい色のもの、秋っぽいものを飾っています。

みつま:高低差とお伝えしていましたが、大ぶりのこのお花の下には、背の低いかぼちゃやエアプランツを置いています。低いものだけだとベタッとなってしまうので、全体的に魅せたいコーナーが三角形になるようにして飾るといいですね。今だと、ちょっとラベルのかわいいワインとかを置いています。飲む前に飾って、目で楽しむという感じです。

――今日は本当に楽しい時間をありがとうございました。

みつま:ありがとうございました。私もとっても楽しかったです。今日はハロウィンスワッグを作ってみましたが、今回のスワッグにクリスマスっぽい材料を継ぎ足していったりとか、画用紙を赤に変えてみるとかして、アレンジしながら年末まで楽しまれてもいいかなと思います。ぜひ試してみてください。

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みつまともこ

ディスプレイデザイナー・スタイリスト

(多摩美術大学 デザイン科卒業)

さまざまなジャンルのウィンドーディスプレイ・展示会の装飾などを手がけ、書籍・雑誌・webではスタイリストとして活動。撮影のスタイリングやデコレーションアイデアの紹介なども多数。

著書「暮らしの図鑑 ガラス」に続き、今年12月には新刊の著書「小さなスペースではじめる 飾る暮らしの作り方」(共に翔泳社)を刊行予定。

ウェブサイト:http://www.mitsumatomoko.com

インスタグラム:mitsumatomoko

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