コロナ禍の今だから話したい!ゆるくも楽しい子育て座談会

現在自宅でリモートワークをしながら、1歳3ヶ月の男の子の子育てをしているラボスタッフTom。「コロナ禍になってからは、保育園の送迎時に他のパパやママと雑談したり、お茶したりする機会が失われて、気軽に情報交換できなくなってしまった」と感じ、今回の座談会を企画しました。
Tomのほかに、パパ1名、ママ3名にご参加いただき、それぞれの自己紹介から座談会がスタートしました。
クリス: 僕は今フリーランスで仕事をしていて、0歳の男の子がいます。共働きなので“保活”真っ只中。僕も妻も実家が遠く、子育てを両親に手伝ってもらうことが難しいので、先輩のパパさん・ママさんの話が聞けたらと思って参加しました。
SAYA: うちは2歳10ヶ月の娘がいて、仕事は現在半分出勤、半分リモート、という状態です。実は今年引っ越した直後にコロナが広まり、地域の情報を集められなかったり、他のママと話す機会も少なくなってしまいました。今日はいろんな方と話せるのを楽しみにしてます!
ミッフィー: 3歳のお姉ちゃんと、8ヶ月の妹の姉妹のママです。現在育休中で、来年春に復帰予定。夫が単身赴任中で、ほぼ子育てに参加できていない状態なので、他のパパたちはどんな風に育児をしているのか、お話を聞きたいと思っています。
Kurumi: うちは4歳の娘がいます。私自身は個人事業主で、夫はミッフィーさんと同じく単身赴任中。娘はお父さん大好きなのですが、なかなか一緒にいる時間が取れず、父親との関係が希薄になってしまわないかと心配しているところです。
外遊びしにくい今、どこで何して遊んでる?

ちょっとした気分転換になる公園探しもおすすめ
――皆さんやはりコロナ禍での子育てには、苦労されていますよね。特に外遊びはしにくくなったと思いますが、どうしていますか?
Tom: うちは近くに大きな公園があるので、子どもを抱っこしてワンちゃんの散歩に行きます。家のなかでは、絵本を読んだり。
クリス: うちも土日のどちらかでひと駅先の公園に行って、シートを敷いてお弁当を食べるくらいかな。
SAYA: 私は日替わりで毎日違う公園に行ったりします。MAPアプリで調べて行くんですけど、中にはベンチしかない小さい公園もあって(笑)。「今日は失敗だな」みたいな。
Kurumi: 今は外に遊びに行ってますが、自粛期間中は家のなかで娘とひたすらお菓子作りをしていました。あとは、Netflixありがとう!って感じです(笑)。
自粛中、家のなかをきれいにしたくて、オンラインで勉強して、整理収納アドバイザーの資格を取りました。
ミッフィー: 整理収納アドバイザー、すごい!
Tom: おうち時間、充実させてますね!
うちは、コロナ前は僕がお風呂に入れようとすると「嫌だー!ママがいいー!」って感じだったんですけど、家にいる時間が長くなったことで徐々にパパとのお風呂も喜んでくれるようになって。コロナのなかで初めての子育てって大変ですけど、子どもと前よりも仲良くなれたのはよかったですね。
SAYA: コロナ禍で児童館や動物園が予約制になったりして、子連れで行ける場所が少なくなってしまったと思うのですが、皆さんどうしてますか?

店頭で作っている姿が楽しめる、たい焼き屋さんなども子供ウケ抜群
Kurumi: 私は4月に自転車を買ったのですが、行動範囲が一気に広がって、今まで行けなかったお店にも行けるようになりました。例えば、たい焼き屋さんとか飴細工のお店とか、店頭で作っているところを見学できると、子どもが感動するみたいで。そういうところに連れて行くと、満足度が高いかも。
クリス: 子どもがもう少し大きくなったら、動物園とか美術館とか、いろいろ連れて行きたいなーと思っているのですが、何歳頃から行けばいいのか迷っています。皆さんはどれくらいの時期から連れていきましたか?
SAYA: 私は結構赤ちゃん期から、東京タワーとかスカイツリーとか上野動物園とか、東京の観光名所に抱っこ紐で連れて行きましたよ。最近になって、また同じ場所に行っても、初めて来たみたいな反応するんですよね。なので、いいか悪いかはわからないですけど。
ミッフィー: うちも2ヶ月くらいから結構遠出していましたね。その時は北海道に住んでいたので、毎週末道内をめぐる感じです。
娘は覚えてないとは思いますが、写真に残しているので、それを見ながら「赤ちゃんの時ここ行ったんだよ」とか「ここでご飯食べてるね」とか、話してあげることができるし、大人は楽しいですし、連れて行ってよかったなと思います。
リモート勤務も増えるなか、夫婦の役割分担は?

自宅でリモートワークも夫婦の役割分担が大事
――参加者の皆さんも、自宅でお仕事をされている方が多いようですが、育児や家事の役割分担や、仕事と子育てのバランスってどうしていますか?
Tom: 僕の場合は、こんな感じのスケジュール。共働きなので、保育園の送り迎えは交代制にしています。

クリスさんは、朝の家事はどんな風に分担していますか?
クリス: 朝は僕が大人用の食事を作って、妻が授乳や離乳食の準備をします。送りは僕、迎えは妻、と分担して、行かない方は朝か夕方の時間をしっかり使えるようにしたいですね。
SAYA: うちは主人が朝早くて夜遅いので、保育園の送りも迎えも私がやっています。かなり大変ですね。
Kurumi: うちも主人が単身赴任する前から、ワンオペ状態です。たまにお父さんに送りをしてもらうと、サプライズで娘喜ぶ、みたいな。
ミッフィー: うちの夫も単身赴任の前から、子どもが寝た後に帰ってきていたので、朝しか子どもと会う時間がない状態。ですので、朝も娘の世話をするというよりは交流タイムって感じでしたね。
Tom: お父さんたちも単身赴任で子どもと会えないとなると、寂しいでしょうね。もし自分が、って想像すると、無理にでも赴任先に連れて行ってしまいそうです。
未だ厳しい“保活”。コロナの影響で新たな苦労も。

コロナ禍で、見学が制限されたりと保活にも影響が出てきている
クリス: コロナ禍では、地域の人たちと交流が持てないのが結構ストレスになります。今保活をしているのですが、保育園見学もできなかったりしています。皆さんは今保育園を利用していると思いますが、保活で気をつけたこととかありますか?
Kurumi: もう3年以上前にはなりますが、私の時も園探し大変でした。0歳で入れたかったのですが落ちてしまって、1歳で入れるには点数が足りなくて、復職を半年くらい早めたり、ベビーシッターを頼んだりして加点して、ようやく希望通りに入れました。それがないと入れないくらい、激戦でしたね。
行かせたい保育園は近くにたくさんあったんですけど、新規のところを第一希望にしたら入ることができました。新規は狙い目かもしれませんね。
ミッフィー: うちの娘は私が通っていた保育園に行ってるんですけど、ママ友の話を聞くと、園によって方針とかが結構違うみたいですよね。もう少し他も見てみればよかったなぁと、今になって思います。
SAYA: うちは引っ越しで転園したんですけど、めちゃくちゃ大変でした!というのも、元々住んでいた地域と、今住んでいる地域で、加点方式が全然違っていたんです。「うちは今何点なんだろう?」っていうのもわからなくなって、結局認可外に入れたんです。その後たまたま認可保育園に空きが出たので移れたんですけど、1回の引っ越しで3園も経験しました。
今って保育園見学できないんですか?
クリス: 実際に行って見学できるところはほとんどないです。できない場合はWEBで見学したりパンフレットもらったり、って感じで…。
SAYA: そうなんですね。これから保活する人は大変!
おうち時間が増えたからこそ聞きたい、安心して子育てできる家の工夫は?

家族が集うスペースを確保する工夫も大切
クリス: うちは今、ハイハイとかでとにかく動き回る時期で、目が離せなくて大変です。
Tom: その頃、すごく苦労した記憶があります!子どもが危険な目に合わないように、家のなかで工夫していることってありますか?
クリス: キッチンにゲートを付けているのと、ベッドから落ちてしまったことがあるので、ベッドにも四方にガードを付けています。あと、最近テレビを壊しそうなくらい叩くので、どうしようかなと。
Tom: ああ、わかります!
クリス: 柵を付けたいって奥さんに相談したら、「子どもの力じゃ壊れないから自由にさせたら?」って却下されました。
Tom: ママさんたちはこういう悩みってありました?
SAYA: うちもテレビは手垢だらけです。
ミッフィー: うちもそういえば、テレビを見てない時は布を掛けていましたね。そのうちすぐにめくって叩くようになりましたけどね。
Kurumi: うちは柵は付けず、無印の大きいビーズソファを置いて、テレビに近づくのが難しいようにしておきました。このソファは、ベッドの下に置いて落ちても大丈夫なようにしたり、結構活用しましたね。
Tom: SAYAさんは今年引っ越しされたということですが、家を選ぶ時、子育て面でなにかこだわった点はありますか?
SAYA: やっぱり子どものこと優先で選んだのですが、一番気にしたのはリビングですね。今の家はリビングが2階にあって、明るくて居心地がいいんです。これなら子どもが大きくなっても、リビングに集まって家族が一緒に過ごせるかなと。クリスさんはどうですか?
クリス: うちは子どもが生まれて2~3ヶ月は賃貸だったんですけど、お風呂場とか水回りがもっと快適だったらなーと思ってマンションを購入しました。キッチンにいても仕事をしていても子どもを見守れるように、LDKが全部繋がった間取りにもこだわりましたね。
パパイヤ期はいつか終わる? 先輩ママからのアドバイスとは?

成長の過程で突然始まるパパイヤ期は、夫婦で乗り越えよう
SAYA: うちの娘は今、絶賛パパイヤ期なので、なんでもかんでもママがやらなくちゃいけなくてかなり大変なんです。これっていつか終わるものですか? うちより大きい娘さんがいるKurumiさん、ミッフィーさん、いかがでしょうか?
Kurumi: うちの娘は私よりお父さんの方が好きで、単身赴任で離れることになった時はすごく泣きましたね。たまに帰ってくるとテンション上がっちゃって(笑)。主人曰く、離れてからの方が好き度が増してるみたいなので、ちょっと離れるといいのかな?あんまりおすすめできないですけど。
ミッフィー: うちの上の娘は、最近おばあちゃん大好きで、「ママはいいからおばあちゃんと行く!」みたいな発言したり。だんだんと、ママ以外の人とも関係を築けるようになっていくんだと思いますよ。
子どもの年齢別サロンあったらいいな…次回以降にも乞うご期待!
――そろそろお時間となりますが、今日の座談会、いかがでしたでしょうか?今後こんなテーマで話したい!というリクエストがあれば教えてください。
SAYA: すごく楽しかったです!例えば今日出た保育園の話題でも、子どもの年齢が同じ人で集まって話せたらいいのかな、と思いました。
Kurumi: 今日は子どもが赤ちゃんの時のことを思い出しながら話ができて、とても楽しかったです。SAYAさんが仰っていた年齢別の会があるとすごくいいなと思いますし、子どもが一緒に参加できるイベントがあると嬉しいなと思います。
クリス: ママさんたちのお話を聞ける機会がなかったので、すごく新鮮でした。子どもの年齢によって悩みが違うと思うので、僕も年齢別の会、賛成です。個人的には、教育や知育がテーマの会があったら参加してみたいですね。。
ミッフィー: ママさんと話す機会は結構あるのですが、パパさんと子どもをテーマに話すことがなかったので、こんなにしっかり考えているパパさんがいるんだ!と感動しました(笑)。コミュニティのなかでいろいろ交流があるので、「親バカコーナー」みたいなのがあったら嬉しい。ペットでもいいんですけど、「うちの子かわいい!」みたいな投稿があったらほっこりするなーと。
――皆さん、今日はありがとうございました。
コロナ以前のように、ママ・パパ同士のリアルな交流を持ちづらくなったなかで、ちょっとした悩みを打ち明けたり、先輩からのアドバイスをもらったりできる、ゆるくも楽しい座談会となりました。
参加者の皆さんからご意見をいただいた、子どもの年齢別サロンやトークテーマについては、今後ラボでもどんどん企画していきたいと思いますので、ご期待ください!