【ライブツアー】豆皿で暮らしを彩ろう~身近な小物でできるディスプレイ術

DIY・インテリア

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UXD KURASHI LAB.で盛り上がりをみせている企画シリーズ、「豆皿ラボ」。そこで今回は、ディスプレイデザイナーのみつまともこさんに、豆皿を使ったディスプレイ術について伝授して頂きました。暮らしに取り入れやすい素敵なアイデア など毎回大人気のライブツアーやワークショップを開催して頂いています。今回はどんな驚きのアイデアを教えて頂けるのでしょうか。

豆皿×高低差をつける=癒やしのディスプレイ・コーナーに大変身

季節ごとにご自宅のディスプレイコーナーを変えていらっしゃる、みつまともこさん。今回ライブツアーで伺うと、アロマのエッセンシャルオイルやドライフラワーがあしらわれたコーナーや、自然を感じさせる枝や木の実、石が置かれたスペースが目に留まり、大人っぽい癒やし空間になっていました。

ステンレス製のキッチン台に、フラワーアレンジメントと一緒にさりげなく置かれたアロマコーナー。豆皿にはポプリをのせています。

壁に設置されたディスプレイ棚には、石やドライフラワーが豆皿に置かれ、キャンドルとも馴染みます。

小物と合わせて使うと、インテリアとして大活躍する予感大の豆皿たち。みつまさんの魔法にかけられて、豆皿はどう変身していくのでしょう?

みつまともこさんコメント

豆皿は食卓で楽しむのはもちろんですが、家の中で楽しむ飾り、という目線でも豆皿は必需品だと思います。私も豆皿は大好きでつい集めてしまうのですが、枚数がどんどん増えてしまうので、新しい豆皿を買ったらなるべく数枚は手放すようにしています。それでも今回ご紹介した以外にもまだまだあります。

ディスプレイのテクニックとして、「高低差をつける」、「三角形の集合体で見せる」などが挙げられるのですが、今回の豆皿を使ったディスプレイでも同じ手法を使えます。ご自宅にあるもので、すぐにできてしまうので、ぜひ試してみて下さい。

参加したラボメンバーの声

高低差をつけたり、 カットボードや布の上に置いたり、素敵な飾り方を教われて良かったです」

「キッチン収納を見直している途中なので、みつまさんのキッチンを拝見できて刺激を受けました!」

「すぐに実践出来ることを教えていただけたので良かったです」

「豆皿を食事以外で使用する方法など、生活を豊かにするポイントを学べました」

「窓際や玄関先に早速やってみたいと思います」

ラボスタッフより

ラボスタッフが季節ごとにお邪魔している、みつまともこさんのご自宅。大きな家具の位置は殆ど変わっていないのに、リビングの扉を開けると毎回雰囲気がふわりと違っています。今回は飾り棚や玄関コーナーに豆皿がさりげなく置かれていて、それも言われてみないと「これって、豆皿?」とわからないくらいにディスプレイに馴染んでいました。絶妙なバランス感覚で、大人おしゃれな雰囲気に、自分でもやってみたい!と思わずにはいられません。本当に簡単でびっくりな豆皿アレンジ方法なので、ぜひ皆さんもお部屋の彩りに取り入れてみて下さいね。

豆皿を使ったディスプレイ術

準備するもの

豆皿

3寸以内(約9cm)が豆皿の大きさの目安とされている

高さのあるグラス

そば猪口や、色のついたガラスなどでもOK

カッティングボード(お盆でもOK)

ランチョンマット

いずれもお好みの大きさや柄ものを用意

ポプリ、枝や木の実など

ドライフラワーや自然を感じさせる石などお好みのものを用意

【その他】

アロマオイルとアロマストーン

お香

アロマキャンドル

生花など

 

アイデア1 高低差をつける

豆皿に、アロマストーン、キャンドル、ポプリやお香など、香りのあるものを置いて空間を彩るアイデアをご紹介します。

<基本形>

豆皿にポプリやアロマストーンを置く。

その豆皿を、高さのあるグラスの上に置く。

<応用1>

高さのあるグラスの中に、木の実や枝などを入れる。

<応用2>

高さのあるグラスやコップの色を、豆皿と合わせてみる。

低・中・高、の高低差をつけて、三角形の配置を意識して、ディスプレイのコーナーを組み合わせると良い。

香りのあるものを集めたコーナーの完成です。低い・中間・高い、の高低差をつけた理想的なディスプレイに仕上がっています。

アイデア2 生花を飾る

ガラス製の豆皿を使って、お花を飾るアイデアをご紹介します。

<手順1>

ガラス製の深さのある豆皿を用意する。

<手順2>

生花を豆皿の深さに合わせて切る。

<手順3>

豆皿に適量の水をはり、生花を活ける。

<手順4>

高さのあるグラスの上に豆皿を置く。もう1つの豆皿も、その近くに配置する。

<応用>

ガラスが、かちかちとぶつかり合ったり、バランスが悪い場合は、豆皿とグラスの間にコースターなどの布を入れる。

ガラスの透明感を生かして、高低差をつけてヌケ感を出したディスプレイの完成です。

アイデア3 ボードやランチョンマットに集合させる

小さい豆皿を集合させて、均等を意識して横に並べることで、1つの世界観を演出する方法をご紹介します。

<手順1>

カッティングボードやお盆を用意

<手順2>

3つの豆皿に、ポプリ、アロマストーンやお香を置いて、それをウッドボードの上に置いて完成。

<応用編>

①ランチョンマットを半分に折る。

<応用編>

②同じ要領で、豆皿を3つ配置する。

小さい豆皿を、ボードやクロスという面積のあるものの上に集合させることで、1つの世界観が生まれます。異なった形や色の豆皿をあえて混ぜて置いても素敵ですね。

アイデア4 豆皿収納方法TIPS

<基本形>

100均などで売っているクリアケースに重ねて収納する。豆皿の枚数が少ない場合は、この方法が適している。

<応用>クロスを挟んで収納する例

①古くなった洋服や要らなくなった布を切って縫い合わせて、小さなコースターを作っておく。

<応用>

②適当な枚数の豆皿の間に、クロスを挟む。

<応用>

③重ねた状態で、引き出しなどにそのまま収納する。そうすることでたくさんある豆皿が傷つきにくくなり、取り出しやすくなる。

Q&A

Q. 豆皿は、普段の食事使いのものと、ディスプレイ用とで、用途を分けて揃えていますか?
A. 特に分けていません。きれいに洗えばどちらでも使えると思いますので、試してみて下さい。

Q. 豆皿のディスプレイ用に、おすすめのカッティングボードはありますか?
A. 木のものは色々なシーンに馴染みが良いので、特にカッティングボードは好きでたくさん所有しています。アンティークのものや、持ち手のついた「プエブコ」のカッティングボードなども使いやすくておすすめですね。

みつまともこ

ディスプレイデザイナー・スタイリスト
多摩美術大学 デザイン科卒業
(株)サザビー(現:サザビーリーグ)にてウィンドーディスプレイ・スタイリングを担当し、退社後フリーランスのディスプレイデザイナーとして活動。
衣食住に関わるさまざまなジャンルのウィンドーディスプレイ・展示会の装飾などを手がける。
また、書籍・雑誌・webではスタイリストとして活動。
撮影のスタイリングや、デコレーションアイデアを紹介する機会も多く、著書「暮らしの図鑑 ガラス」(翔泳社)に続き、新刊「小さなスペースで始める 飾る暮らしの作り方」(翔泳社)が発売中です。


手元や高い所などを視聴者にわかりやすく実況中継するために、株式会社デベロップジャパンのオンライン接客サービス「Air-DAM(エアーダム)」を使用しました。

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