2LDKを大空間ワンルームに大変身させ、遊び心いっぱいの暮らしを実践されているTENHACHIさんご一家にお邪魔しました。
リノベ前後での間取りの変化
壁を取り払っても良いという条件と、方角が南向きで、窓の多さ、バルコニーに惹かれ、購入を決めたそう。
「家族が揃うときは3人で一緒に過ごせるといいなと思って、広々使える間取りを考えました」
こちらがリノベ後の間取り。 壁を取り払ってワンルームにされているのがよくわかりますね。
仕切りなし!開放的なバスルーム
バスタブと、洗面台、そしてシャワーも、ひと続きの空間に。シャワーに入るときはカーテンを使えば、水が跳ねることもなく快適に。
普段はバスタブのカーテンは閉じずに、すべてオープンにしています。お風呂自体はすぐに乾いてしまいますし、湿気がたまらず、自然換気で大丈夫!
4.5m!大きなカウンターキッチン
「見せる収納と隠す収納を分けて考えて作っています。見せる収納にしている箇所は、片付いていることが前提となるため、物を散らかさないようにしよう、きれいにしようという気持ちになりますよ。」
隠したいものはテレビの裏側に収納!
コンセント、エアコンのドレインなどの隠したいものが入るように、収納棚を作っています。扉の素材は木にすることで、お部屋の雰囲気を壊すことなくオシャレ!
開放的なベッドルーム
寝室の上はロフトスペースに!
「壁の内側もなるべく無駄なく使えるように、収納を。子供が使っているロフトスペースになっています。よく1人で遊んでます。」
リノベーション前提で物件を購入するなら、ここをチェック!
一番注意しないといけないのは、PS(パイプスペース)やシャフト関係がどこに入っているかを確認しておくことです。間取りが制限されてしまうためです。
あとはトイレは排水管が太く、位置を移動し辛いため、トイレの場所もポイントになりますね。窓についても、共有部分のため位置を移動できないので、それもポイントです。
あとはエアコンのドレインや、梁の位置、ダクトの穴の位置なども見ておきましょう。基本的に間取りを見るときは、パイプスペースを確認されるのが一番いいと思います。
マンションを探している方にメッセージをいただきました
マンションを探している方は、きっといろいろと夢を持たれていると思います。その夢の部分はプロの建築家や設計士さんと相談すれば叶えることが出来るかと思います。
物件購入を決められず、100点満点の物件を3〜4年かけて探されているお客様も多いですが、そういった方には、80点くらいの物件を探したら、あとはプロにおまかせして相談して作っていくというのが良いのではないかとよくお伝えしています。
中古マンションはナマモノなので、決断力を持って決めてから、リノベーションに取り掛かったほうがうまくいきますよ。