ご自宅のマンションに生徒さんを招いて「料理教室Petit Citron」を主宰しているCitronヨーコさん。簡単でおしゃれなワンプレート朝食ディッシュを教えていただきました。
ハリネズミのパン
材料(2~4人分)
- パン/ブール(直径約16cm) ※小さ目のカンパーニュなど半球状のパン ※食パン半斤(スライスしていないもの)もOK
- 薄切りベーコン 2枚
- マッシュルーム 3個
- 生パセリ みじん切り 小さじ1
- 食塩不使用バター 40g・10g(押したらすぐにへこむくらいまで室温に戻しておく)
作り方
①下1㎝を残し、3cm幅で斜め45度の格子状に切る。パン用の波型ナイフが便利。パンがバラバラにならないように。
食パンでもOK!同じように格子状に切りましょう!
②マッシュルームは石づきを落として、薄切り。土がついていたら、水で洗わず、刷毛やキッチンペーパーで落とす。ベーコンは2cm幅に切る。
白とブラウンがありますが、お好みでどうぞ!生産者によって味が異なるものの、スーパーのものでしたら風味は変わらない気が。傘が閉じている方が〇。
③ボウルに40gのバター、切ったマッシュルーム、ベーコンを入れて混ぜる。
④パセリをみじん切りする。小さな容器に10gのバターと、みじん切りにしたパセリを入れて混ぜる。
葉っぱの根元でつまんでひねる。葉をギュッとまとめたら、包丁をスライドさせて切ると〇。パセリの繊維が潰れることなく、緑の液体が出にくくなります。
パセリバターは多めに作って冷凍しておくと、お魚のソテーなどに使えて〇。
パセリは抗酸化作用も高い!
⑤オーブンを220℃にあらかじめ温めておく。③をパンに入れ込み13分焼く。バターは溶けて下に染み込んでいくので、パンの上部に挟む感覚でOK。
⑥一度取り出して、④をパンの上に乗せて、さらに2分焼く。
⑦オーブンから取り出して出来上がり。外がパリパリ、中がふんわり!
豆腐のポタージュスープ
材料(2人前)
- 絹ごし豆腐 200g(豆腐は直前まで軽く水を切って冷蔵庫に入れておく)
- 牛乳 100ml
- 玉ねぎ 1/4個
- マッシュルーム 3個
- 食塩不使用バター 10g
- 油 小さじ1
- 塩鮭 1切れ
- 白コショウ 適量
- 柚子の皮 あれば適量
- ローズマリーやパセリなど好みのハーブ 適量
※ミキサーかハンドブレンダーを使用
作り方
①玉ねぎと、マッシュルームを薄切りにする。塩鮭は骨を取り除き3cm幅に切る。目安は、スプーンに乗せて、口に入りやすい大きさ。
背中とお腹の間の部分に骨が集まっているので、指で確認して抜く。塩鮭は臭みが少なく、塩分が適度に含まれていることで味わい深い。タンパク質が欲しい時に便利!
②鍋にバター、油を入れて中火にかける。玉ねぎ、マッシュルームを入れて塩をふり炒める。香りが出たら牛乳、塩鮭を加え、蓋をして軽くフツフツする弱めの火加減で5分煮る。
③②の粗熱をとり、塩鮭を取り出しておく。鍋の中身(塩鮭以外)と豆腐をミキサーに入れ、滑らかになるまで撹拌する。ザルで裏ごしし、鍋に戻す。
お豆腐を使うことでクリーミーでヘルシーに。ポタージュらしいトロリとした食感が出て、満足感もアップ!
④温め、塩で味を調える。器に注ぎ、好みで柚子の皮・ハーブを散らす。
白いワタの部分は苦味になるので、外側の黄色い皮のみを使用しましょう。
キャベツのコールスロー(リンゴと胡桃入り)
材料(2人前)
- 紫キャベツ 160g(普通のキャベツ・白菜でもOK)
- A 塩 小さじ1/4
- りんご 1/8個
- 塩水 水2000ml 塩小さじ1/4
- くるみ 10g(ロースト済のもの。他のナッツでも可)
- 塩 適量
- 白コショウ 適量
- マヨネーズ 約大さじ1
- 柚子果汁かレモン汁 小さじ1(スープで柚子皮を使用するのでその果汁を使用)
作り方
①紫キャベツは3mm幅の千切りにする。Aの塩を振り、5分~10分おいて味付け直前に水気を手で絞る。
キャベツでも白菜でも〇。白菜は水分が多いため、1〜2日干してから。紫キャベツはポリフェノールが通常のキャベツよりも多く含まれる。
②りんごは皮を残したまま、串切りで3mm幅の薄切りにし、塩水に5分漬けて水を切る。
抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれているので、健康のためにも、ぜひ皮ごと!他に、柿、干し柿、金柑などでも。
③大き目のボウルに①の紫キャベツ、白コショウ、マヨネーズ、柚子果汁を入れ、よく混ぜる。塩・コショウで味を調え、②のりんごを加えてざっくりと混ぜる。
④器にふんわりと盛り、くるみを散らす。好みでハーブを添えてもOK。
見た目もかわいらしいパンに、色鮮やかなコールスロー、栄養満点のポタージュスープ…何度もリピートしたくなります。自分好みの具材にアレンジしてみてもいいですね!