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知っておくと安心!ポリ袋でできる、防災クッキングレシピ3選

きいてみた

2023.01.16

知っておくと安心!ポリ袋でできる、防災クッキングレシピ3選

いざという時の食事について、考えたことはありますか?非常食や飲料水を確保している方も多いのではないでしょうか。

自宅にある食材を使って調理する練習をしてみましょう!防災食スペシャリストの今泉マユ子さんに、防災クッキングについて教えていただきました。

ポリ袋と湯煎で作る!ツナ塩昆布パスタ

1つめは、ポリ袋と湯煎でできる「お湯ポチャレシピ」。

必要最小限の道具で調理ができ、湯せんに使ったお湯は繰り返し使えるため、貴重な水の節約になります。また、ひとつの鍋で同時に複数の料理を調理することができるので、洗い物を減らせます。

※使い終わったポリ袋はなるべく最後はゴミ袋として活用してください。

材料

  • パスタ…100g
  • 水…200mL
  • ツナ缶(油漬け・食塩あり)…1缶(70g)
  • 塩昆布…大さじ1(6g)
  • ミニトマト…3個
  • 青じそ…3枚
  • 高密度ポリエチレン製ポリ袋…1枚

 

作り方

1.高密度ポリエチレン製ポリ袋の中に、パスタを半分に折って入れる。

2.水を200mLくらい入れる。

3.袋の中の空気をなるべく抜いて、根元からねじって巻き上げ、上の方で結ぶ。

4.鍋にお皿を1枚入れ(熱で穴があくことがあるので、鍋底につかないようにするため)、鍋の半量くらいまで水を入れる。

5.パスタの入った袋を鍋の水に入れ、ふたをして火を点ける。

6.沸騰したら弱火にして、パスタのゆで時間どおりにゆでる。家族みんなの分をゆでる場合には、1袋に全員分入れるのではなく、1人分ずつ袋を分ける。

7.ゆであがったら結び目をほどく。

8.ツナ(油ごと)と塩昆布を入れて、よく揉む。

9.ちぎった青じそと、ウェットティッシュでふいたミニトマトを入れて混ぜる。

10.袋ごと紙皿にセットして完成!

☆家にある食材を使って、組み合わせは自分でアレンジ自在です。

調理器具はポリ袋だけ!ツナと切り干し大根のイタリアンサラダ

2つ目と3つ目は、ガスが使えなくても作れるポリ袋を活用したレシピです。洗い物を減らし、貴重な水を節約できます。

材料

  • 切り干し大根…30g
  • ツナ缶(油漬け・食塩あり)…1缶(70g)
  • トマトジュース(低塩)…100mL ※野菜ジュースでもOK。
  • ポリ袋…1枚 

※ポリ袋は耐熱のものでなくても大丈夫ですが、調理中に破れないように分厚めの袋を使用しましょう。

 

作り方

1.ポリ袋に切り干し大根を入れてほぐす。切り干し大根が長い場合は、ハサミで切る。

2.ツナ缶(油ごと)とトマトジュースを加える。

3.よく揉んで紙皿にセットしたら、完成!

調理器具はポリ袋だけ!ミックスビーンズ栗あん風

材料

  • ミックスビーンズドライパック…1缶
  • ゆであずき…ミックスビーンズと同じ分量
  • きなこ(お好みで)…少々
  • ポリ袋…1枚

※ポリ袋は耐熱のものでなくても大丈夫ですが、調理中に破れないように分厚めの袋を使用しましょう。

 

作り方

1.ポリ袋にミックスビーンズを入れます。

2.袋に入ったミックスビーンズを、袋の上から手で潰します。

3.ゆであずきを加え、よく揉んで紙皿にセットしたら完成!お好みできなこも。

STAFF VOICEスタッフより

意外とあっという間にできあがりますね!小さなお子さんでもチャレンジできそうです。普段にも取り入れたいほど、便利なポリ袋。いざという時のためにも、普段から慣れておくのも大事なことかもしれません。

GUEST教えてくれた人

今泉マユ子

1969年徳島市生まれ、横浜市在住。1男1女の母。管理栄養士として大手企業社員食堂、病院、保育園に長年勤務。

食育、災害食に力を注ぎ、2014年に管理栄養士の会社を起業。レシピ開発、商品開発に携わるほか、防災食アドバイザーとして全国で講演、講座を行う。

テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、WEBサイトなど多方面で活躍中。